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感染性腸炎(サルモネラ保菌者への対応)
                 

これから冬になると、下痢、嘔吐といった感染性腸炎の方は多いです。

感染性腸炎は大きく分類して、小腸型と大腸型に分けることができます。 

小腸型腸炎:原因はウイルスが多い。いわゆるお腹の風邪。大量の水溶性の下痢、嘔吐が特徴

大腸炎型腸炎:原因は細菌が多い。血便、腹痛、発熱があり、少量の下痢が頻繁にでる、いわゆる「しぶり腹」の症状がでるのが特徴

下痢になる前の海外渡航歴、生ものを食べたかどうかは、感染性腸炎の診断に重要です。

衛生状態の悪いアジア、アフリカ、南米等から帰国した場合は要注意です。

上記のような国から帰国後、下痢、腹痛、発熱、血便などがあった場合は、大腸炎型腸炎、つまり細菌性腸炎が疑われます。

細菌性赤痢、腸チフス、パラチフスなどが原因の可能性があれば、抗生剤投与をすることが多いと思います。

日本での細菌性腸炎の代表は、サルモネラとキャンピロバクターです。

サルモネラは生卵、生肉(トリ、ブタ、ウシ等)やペット(イヌ、ネコ、ミドリガメ等)のフンからうつる事があります。

キャンピロバクターは生の鶏肉を食べて、うつる事が多いです。

サルモネラとキャンピロバクターの治療ですが、乳児、老人や免疫力の落ちた人には抗生剤を投与します。

しかし、一般健康人には投与せず対症療法で治療します。

ここで難しいのが、食品を扱う仕事の方で症状はありませんが、検便からサルモネラが検出された場合です。

サルモネラ菌は平均1カ月、多くは3カ月、遅くても1年以内には自然消失します。

原則、保菌者に対する抗菌療法は必要ありません。

しかし、調理師の方や食品を扱う飲食店の方はサルモネラなどの菌がでている間は就業できないので、1W抗生剤で治療する事が多いです。

ノロウイルスは、ウイルス性であり、抗生剤投与は必要ありません


10月も終わりで冷え込んできました。街はハロウィン一色ですね。
私の町内会でも、ハロウィンナイトで、子供たちが仮装して、各家庭を廻っていました。かわいい「トリックアトリート!」の声が響いていました。


さいとうファミリ−クリニック


2016インフルエンザワクチン


10月1日よりインフルエンザワクチン接種しています。

今年も昨シーズンに続いて、A型2種類とB型2種類の4種類の株が入った4価インフルエンザワクチンを接種しています。

インフルエンザワクチンの株は、WHOが南半球用と北半球用に推奨株を決めます。

それを参考にして各国がワクチンに生産に入ります。

今年の日本のインフルエンザワクチンはA型株がカリフォルニア株、香港株 B型株がプーケット株、テキサス株です。

「ワクチン接種しても発症を完全に抑えることはできないし、発症したら抗インフルエンザ薬を使えばいいから、ワクチンは接種しない」

という声も聞こえてきます。

しかし、抗インフルエンザ薬を使用してもインフルエンザに感染してしまうと肺炎や脳炎を起こす可能性があります。

発症してから抗インフルエンザ薬で重症化を予防する二次予防より、発症予防が期待できるインフルエンザワクチンで一次予防することが重要です。

インフルエンザワクチンの効果は約5か月間続きます。
(インフルエンザQ&A2016より)

今接種しても3月末まで効果が期待できます。

インフルエンザの抗体ができるまで、約1カ月かかります。

今年の流行は早いかもしれません。

接種を考えている方は早めにご来院ください。

予約は不要です。発熱していない事を確認してご来院ください。




さいとうファミリ−クリニック