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破傷風ワクチン
               
関東地方も本日梅雨明けしました。

いよいよ夏本番です。

夏休みに海や山に行かれる方も多いと思います。

レジャー中に転んだりして、ケガをした場合は注意が必要です。

「破傷風(はしょうふう)」という病気をご存じですか?

土の中にいる破傷風菌が外傷などで皮膚から侵入し、体の中に入り毒素を出します。

その毒素によって、様々な症状が発症します。

有名な症状として、口が開きにくくなる開口障害や、顔の筋肉がこわばって、まるで笑っているかの様な表情になる痙笑(けいしょう)があります。

症状が進んでくると、全身の筋肉が固まって呼吸筋も痙攣して息ができなくなります。

破傷風の死亡率は約50%と言われ、発症すると予後が悪い病気です。

発症を予防するのには、ワクチン接種が有効です。

1968年以降生まれの方は、定期接種の3種混合ワクチンを受けておられます。この中に破傷風ワクチンは入っています。(現在は4種混合)

土が入るようなケガをした場合、1968年以前生まれの方や、1968年以降生まれの方でも最終接種より10年以上経過している場合は、なるべく早く破傷風ワクチン接種したほう良いと思います。

また犬や猫の口の中にも破傷風菌はいる事があるので、犬や猫に咬まれた場合にも、破傷風ワクチンの接種が推奨されます。

ケガをされて、これはちょっと心配だな。と思われた時には医療機関受診をお勧めします。


さいとうファミリ−クリニック


大腸がんの予防
                

がんの予防には、1次予防、2次予防、3次予防があります。

1次予防とは、「がんになる危険性のある食事は生活習慣を回避する」

2次予防とは、「検診によりがんを早期に発見する」

3次予防とは、「がん治療後に社会復帰を目指すとともに新たながんの発生を予防する」

さらに最近話題なのは、薬を内服することで積極的にがんを予防していくという
「化学予防」が注目を集めています。1.5次予防とも呼ばれています。

今回は大腸がんに1次予防と1.5次予防について興味深い総説を読みました。

大腸がんの一次予防は、赤身肉、加工肉、アルコール、喫煙の回避し、野菜、果物、牛乳、カルシウムを十分に摂取し、適度の運動が効果あると記載ありました。

さらにまだ専門家の間でも意見が分かれるのですが、以下も大腸がんの予防に効果があると言われています。

1日10杯の緑茶を飲む(カテキン効果?)。現在、お茶の錠剤で治験が進んでいる。

コーヒーを1日4杯飲む。(3杯以下では効果なし)

アスピリン内服は大腸がん予防になるようです。

しかし全員に効果がある訳ではなく、遺伝子解析などで効果がありそうな人を選ぶ必要があります。

現在、アスピリン以外の内服薬で予防できないかと、高脂血症治療薬のスタチン、骨粗しょう症の薬、糖尿病薬のメトホルミンで研究が進んでいます。

医学は日新月歩ですね! 


さいとうファミリ−クリニック