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血圧は左右どちらの腕で測定していますか?

皆様はどちらで右、左、どちらの腕で血圧を測定していますか?

血圧の左右差がないのが正常です。

10-15mmhg以上差があれば、異常と考えます。

左右どちらか高ければ、以降の血圧測定は高い方を測定していきます。

一般には血圧の左右差のある方は、左が低くなる(右が高くなるのではなく)ことが多いです

理由は動脈硬化の好発部位が左鎖骨下動脈であり、動脈硬化により血管が狭くなったり閉塞したりすると、その先の左腕の血流が減少するので血圧が低下するからです。

当院では血圧が高い方が初めて来院された場合は、左右を測定しています。

皆様も家庭血圧測定時に、時々両腕の血圧を測定してみたらいかかでしょうか。

左右差が10mmHg以上あるようなら血管の病気かもしれません。ご相談ください。


さいとうファミリ−クリニック


水痘ワクチン定期接種化で帯状疱疹が増える?
              グラクソスミスクラインHPより         

ここのところ、高齢の方の帯状疱疹の方が多く来院されます。

帯状疱疹とはどのような病気なのでしょうか。

以前このブログで書いたものを再掲します。

*水ぼうそうのウイルスによって起こります。

*子供の頃に感染した水ぼうそうウイルスが、仮死状態になって何十年も神経節(神経の根元)に潜伏して、体が弱った時や疲労が残った時などに発症します。

*皮膚の症状は紅斑(赤くなる)と水疱(水ぶくれ)が主で、顔や体のどちらか半側におこるのが特徴です。

*神経痛(ピリピリした痛み)を伴い、神経痛は先行することが多いです。

*軽症例では内服薬(抗ウイルス薬)の内服、鎮痛剤、ビタミン剤で治療します。

*高齢者や顔面に生じた重症例では、入院治療で抗ウイルス薬を点滴します。


帯状疱疹は高齢の方にも多く、免疫を持っている高齢者がなぜ?と思っていましたが、T細胞という免疫レベルが低下するためのようです。

ワクチン接種しないと、85歳で帯状疱疹になるリスクは約50%。

しかし日本では「帯状疱疹ワクチン」はまだ未発売です。(米国では発売しています)

平成26年10月より、子供の水痘ワクチンの定期接種化が始まりました。

これで水痘の発症は減ることが期待できます。

この事は大変良いことですが、水痘の自然流行は減り、お年寄りの追加免疫抗体獲得の機会が減り、帯状疱疹発症の可能性が高まるのではないかと考えられています。

日本で使用している水痘ワクチンの添付文書にも帯状疱疹に対して一定の効果があると記載されていますが、帯状疱疹の予防として使用することが認められた訳ではありません。



さいとうファミリ−クリニック