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新しい糖尿病治療薬(SGLT2阻害薬)


近々、SGLT2阻害薬というまったく新しい糖尿病薬が出てきます。

簡単に説明しますと、「血中の余分な糖を尿中に捨ててしまおう」という薬です。

この薬の効果で、一日、約70〜100gの糖を尿に排泄します。

カロリーにして約400kcalを尿中に排出する計算になります。

当然、摂取カロリーが減りますので、体重も約2,3kg減ることが予想されます。

ウエストも−1.35cm減るというデータもあります。

体重が減るとインスリンの効果が上がりますので、さらに血糖降下が期待できるという訳です。

HbA1Cが1%低下すると期待されています。

「何だか、食べてしまったケーキ(400Kcal !)が無かったことになんるなんて!夢のような薬だわ!」 と思われる方もいらっしゃるでしょう。

しかし、実はこのSGLT2阻害薬は糖尿病の方なら誰にでも処方できる薬ではありません。

下記の方には使用が難しいです。

・体重減少が予想されるので、やせていて栄養不良の方には使用不可。
・腎機能が悪い方に使用不可。
・尿に糖が多くなるので浸透圧利尿の影響で尿量が増え、脱水症状起こす可能性 があります。高齢の方ですと脱水から脳梗塞を起こす危険があります
・尿に糖が多くなることで尿路感染症、性感染症が増える可能性ありますが、水分摂取を多くすることで防ぐことができます。

薬の適正使用が非常に大事な薬といえるでしょう。



さいとうファミリ−クリニック


今さらながらですが、「塩分」の摂りすぎに注意!
              

今日の東京は20年ぶりの積雪20cmの大雪でした。

雪もひどかったですが、横殴りの風で雪が地吹雪のようになっていました。

こんなに寒い日はお鍋なんていいですね。

しかしここで注意が必要です。味付けは極力塩分薄めでお願いします。

今の日本人はおよそ11g/日の食塩を摂っているとの事です。

厚生労働省が策定している食塩摂取目標値では、男性9g未満、女性7.5mg未満としています。

アメリカは意外と塩分少なめで8〜9g/日摂取している国ですが、アメリカ心臓協会では3.8g/日を目標にしています。

1日3g塩分を減らすと、アメリカで年間約5〜8万人あまり心血管病が減少するという報告もあります。(ニューイングランドジャーナル:2010年)

これによって年間1兆円アメリカの医療費が削減されるとの事です。

減塩することが、健康に直結するという事がわかります。

先ほどの鍋であれば、塩を使わずかつお節や昆布やしいたけなどのうまみ成分を使う。レモンなどの柑橘系で酸味を利かせるなど極力塩を使わない工夫が必要です。他にもトウガラシ、わさび、カレー粉をつかうなどの香辛料もうまく利用することで味のバリエーションが広がります。

冒頭の写真の鍋のように肉、魚、野菜と具材を豊富に使うとそれぞれからダシがでて食塩が少なくてもおいしく食べられます!



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