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B型肝炎ワクチンのおすすめ
               

最近、小さなお子様を持つお母様から「B型肝炎ワクチンは接種した方が良いでしょうか?」という質問を受けます。

B型肝炎ワクチンは「任意接種」なので、最終的には親御さんが決めることですが、接種はお勧めしています。

そもそも、B型肝炎とはどのような病気なのでしょう。

B型肝炎は、血液を介して感染するウイルス疾患として、輸血や注射針の使い回しが感染を拡げる原因とされてきました。

一度感染すると、慢性肝炎から肝硬変になり、肝臓がんを発症して死に至るケースも考えられます。

以前はB型肝炎に感染している妊婦さんの出産時に子供が感染する「垂直感染」が問題になってきましたが、現在は生まれた子供にガンマグロブリン注射をすることで垂直感染を予防しています。

近年問題になっているのは、体液を介する「水平感染」です

例えば子供同士で遊んでいて、B型肝炎に感染している子供がおもちゃは食器をなめて唾液がつき、他の子供がそれに接触することで、知らないうちにB型肝炎に感染する可能性もあると言われています。

小さなお子さん全員にB型肝炎の抗体を検査する事は現実的に無理です。

対策としてワクチンを接種してB型肝炎の抗体を獲得しておくことが大事だと考えます。

ワクチンで防げる病気ですので、子供を病気から守ってあげる必要があると思います。

さらに思春期以降ですが性交が原因で感染する「性感染症」としてのB型肝炎も問題になっています。 (「元気がいいね:東京都医師会情報誌」2013.9・10月号より)

早く定期接種化が望まれるワクチンの一つです。


先週に続き、台風が来ています。先週の台風26号が残した、伊豆大島の土砂災害には心が痛みます。私は大学病院の勤務医時代に、大島の診療所に短期間ですが行ったことがあるので、土砂災害の場所も馴染みもあり人事ではない感じがします。これ以上被害が拡がらない事を祈るばかりです。


さいとうファミリ−クリニック

リスト 「巡礼の年」
                  

この連休で少し時間があったので、以前買って読まずに積んでおいた本を読みました。

遅ればせながら「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」

言わずと知れた村上春樹さんの長編小説です。

私は村上さんのエッセイは大好きでほとんど読んでいますが、小説はデビュー作の「風の歌を聴け」とか「1973年のピンボール」とか初期の作品でストップしてあまり読んでおりません。

今回はなぜ読んでみようかと思った理由は、まず本の表紙が綺麗だったこと、そして題名が意味不明(笑)その謎を解きたいと購入しました

読後の感想、面白いか面白くないかは個人の判断ですが、題名の謎はすっきり解けました。

題名にもある「巡礼の年」は作曲家・ピアニストのフランツ・リストの作品です。その中の「ル・マル・デュ・ペイ(望郷)」が作品の中で大きな役割を担っています。

日本人ピアニストでリスト弾きで名高い大井和郎さんのCD(巡礼の年・子守歌)が手元にあったので聴きながら、読書という贅沢な時間を過ごしました。



               
*このCDは非常に良いです。お時間があればぜひ聴いてください。


さいとうファミリ−クリニック