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胃がんリスク検診(品川区民)始まりました



胃がんリスク検診」が品川区で始まりました

胃がんリスク検診」は胃がんを見つける検査ではありません


血液を採取して「ピロリ菌感染の有無を調べる検査:ピロリ菌抗体」と
胃炎の有無を調べる検査:ペプシノゲン」を組み合わせて、胃がんになりやすいかどうかをリスク(危険度)分類するものです。


組み合わせでの胃がんリスクは以下の通りです。

A ぺプシノゲン陰性 ピロリ陰性 ;健康な胃

B ペプシノゲン陰性 ピロリ陽性 :やや高い

C ペプシノゲン陽性 ピロリ陽性 :高い

D ペプシノゲン陽性 ピロリ陰性 ;胃がんリスク もっとも高い

ペプシノゲン陽性とは、「胃の粘膜の委縮が強い」と考えます。

胃がんは一般的に委縮性胃炎からできることが多いです。

さらにピロリ菌抗体陽性ですと胃がんのリスクが高まります。

しかし、D群は胃の粘膜の委縮が進み、胃の粘膜にピロリ菌も生息できなくない荒廃した胃と考えられます。

B、C,D群の方は胃内視鏡検査にて精密検査することをお勧めします。

*品川区胃がんリスク検診は、50、55、60、65、70、75歳の区民の方に受診券が送付されます。

*胃がんリスク検診は、自費700円です。


*リスク検診後の精密検査(胃内視鏡検査)は保険診療(有料)となります。


*夏期休暇のお知らせ: 8月13日(月)〜8月16日(木)です


さいとうファミリ−クリニック


キャンピロバクター腸炎に注意
                          
             生肉の生食に注意!

今日から7月ですね。まだ梅雨明けにはなっていません。

この時期多いのが食中毒。

先月6月は、キャンピロバクター腸炎の方が4名いました。

キャンピロバクターは、食中毒の中ではノロウイルスに次いで多いです。

潜伏期が2日〜5日程度で長いので、本人も何を食べたか覚えていないケースもあります。

原因は生肉の食べて発症、特に「鳥肉が多い」です。

「鳥の刺身食べませんでしたか?」とお聞きすると「まさにソレ、食べました。」と思い出されるといった次第。

症状は、まず熱(38℃以上)、関節痛、全身倦怠感が出ます。

まさにインフルエンザのような症状が特徴です

私はインフルエンザの鑑別診断に、いつも急性腎盂腎炎とキャンピロバクター腸炎を考えています。

発熱後に、下痢、腹痛がきます

下痢も10回以上/dayといつもの下痢とは明らかに違う重症感があります。

腹痛も、腹膜炎の症状である腹膜刺激症状(手でお腹を押して離すと、離したときの方がビクっと痛い)がでることもあります。

治療は対症療法が主ですが、マクロライド系抗生剤を使うこともあります。

4,5日で治癒しますが、まれに感染後10日め位に手足に力が入らなくなるギランバレー症候群が発症することがあるので注意が必要です。

世間では牛の「レバ刺し」の生食禁止が話題になっていますが、「鳥刺し」にも気をつけてください


*夏期休暇のお知らせ: 8月13日(月)〜8月16日(木)です


さいとうファミリ−クリニック