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胃がんとピロリ菌の関係
胃がんとピロリ菌が密接な関係にあることはよく知られています。

胃がんのほぼ100%にピロリ菌がいるとされています。(国立国際医療センター上村先生)

しかし、ピロリ菌陽性者の2%〜3%しか胃がんにはなりません。

逆に言えばピロリ菌があっても、97〜98%の人は胃がんにはなりません。

ではどうしたら、ピロリ菌の感染が防げるのでしょう。

以下アメリカの病理学者コリア先生の仮説です。

ピロリ菌は5歳以下の子供の時に感染します。
大人になってからは感染しないようです。
子供の時に胃に住み込んで、胃炎を少しづつ起こす。
ピロリ菌感染→表層性胃炎→委縮性胃炎→腸上皮化生→胃がん発生 
簡単な胃がんまでの流れです。

もちろん、胃がんのリスクにはピロリ菌だけでなく、食事との関係、がん家系遺伝子などの色々な因子が関与しています。

ピロリ菌の感染経路ですが、5歳くらいまでは、胃の免疫が高くなくて、ピロリ菌の侵入を簡単に許してしまいます。

以前は衛生状態があまり良くなかった頃は糞口感染が多かったようです。

現在は、上下水道が整っていますので糞口感染は減っているようです。

最近は、感染者である大人(親)から口移しで食べ物を渡した時に感染することが多いようです。

子供に口移しで食べ物をあげるのは止めたほうがいいようです。

また若年者でピロリ菌陽性の場合は、胃の粘膜が痛む前に除菌したほうが良いと考えます。


         

この前の日曜日、吉祥寺の叔父の歯科医院に行った帰りに井の頭公園に寄りました。天気も良かったのですが緑がとても気持ち良かったです。周辺には洒落たショップやカフェもあり、都会と自然がうまく融合した町になっています。住みたい町の上位にくるのもうなずけますね。
 このブログも海外からのアクセスもちらほら。Sさんの娘さんはドイツのポツダムから見てくださっているようです。ありがとうございます!



認知症の勉強会


久しぶりの更新になってしまいました。

本日は城南神経勉強会に出席してきました。

昭和大学神経内科 河村教授の御講演で、認知症の最近の話題についてレクチャーして頂きました。

「前頭側頭型認知症」は、65歳以下の認知症としてはアルツハイマー病に次いで多いとされています。特徴として、他人の迷惑なども省みずに好き勝手に行動をする、いつも同じことを言い続けるといった言語の症状をみることもあります。代表的な疾患にピック病と呼ばれるものや、筋力低下、筋萎縮、嚥下)や呂律の障害といった筋萎縮性側索硬化症の症状を伴うものも含まれまるようです。

認知症というと、アルツハイマー型認知症が有名ですが、「前頭側頭型認知症」も、かなり高頻度疾患であるようです。

認知症の診断は専門医でも診断に苦慮するケースも多く,なかなか難しいのが現実です。

しかも認知症専門医の数も限られています。

病院の専門医とかかりつけ医がうまくタッグを組んで、認知症治療に取り組んでいかないといけないと強く感じました。

実際、品川区でも認知症の医療連携の試みが立ち上がりつつあります。

H21年度の夏期休暇のお知らせ
                    


  〜夏期休暇のお知らせ〜

8月13日(木)〜8月16日(日)まで休診となります。

また8月10日〜12日の午後のリハビリはお休みです。


「ディア・ ドクター」を見てきました。



今日は「ディア・ドクター」を見てきました。

「ゆれる」に続く西川美和監督作品です。

詳しい内容は避けますが、高齢者ばかりの過疎の村にたった一人で頑張っている赤ひげ先生(伊野医師役:笑福亭鶴瓶)がいる。

村の人からは「神様」扱いされているが、その医者は資格のない「偽医者」だったのです。

「本物の医者」とは何なのか。資格があれば医者なのか。

資格がなくとも医者の真似はできるのか。

実際、時々「偽医者」の記事が新聞に出ます。

偽医者でも患者さんからの評判が良い場合もあります。

映画の伊野医師も自分の精一杯の力で村人を助けようとしています。

もちろん、法律に違反している犯罪なのですが。。。。

映画のキャッチコピー〜

「その嘘は、罪ですか。」

医療監修を行った東京医科大学の臼井学長は、「医者から医学生、看護士、医療従事者など、それぞれの立場から医療問題を考えるにおいて、価値のある教材です」と本作を大絶賛。

続いて西川監督も、映画の撮影前に入院した病院でいろいろなことを思い、それを脚本に活かしたと言う。「入院する前は、お医者さんって立派で、人間と神様の間のような人だと思ってましたが、お話を聞いたらすごく人間的でした。でも、改めて人間がやる仕事としては、いかに大変かということもわかりました。だから、現場でがんばってるお医者さんにエールを贈る意味でも、タイトルを『ディア・ドクター』にしたんです」
                   2009年6月16日 MovieWalker

非常に興味深く、面白い映画でした。