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B型インフルエンザ
ここのところ、B型インフルエンザの方が散見されます。

インフルエンザは終息かと思いましたが、まだまだ油断できません。

急に高熱がでましたら(38〜39℃)、早めの受診をおすすめします。

Q) よく聞かれるのですが、予防のインフルエンザワクチンは、A、Bどちらのワクチンなのですか?

A) A型ワクチンが2種類、B型ワクチンが1種類、計3種類のワクチンが入っています。

つまり、インフルエンザワクチンはA,B両方のインフルエンザに対応できるように作られています。

しかし残念ながら、接種したにもかかわらず、インフルエンザにかかってしまう事もあります。

うまく抗体ができなかったか、体が疲れていて免疫機能が落ちて、抗体があっても、インフルエンザウイルスを防げなかった事が考えられます。

暖かくなるまでもう少し、うがいと手洗いに励行しましょう!



糖尿病連携の会(NTT東日本病院・東芝病院)
昨日はNTT東日本病院の林先生と東芝病院の田口先生と荏原医師会の先生方との病院−診療所の連携の会に出席しました。

この勉強会は、糖尿病専門医の治療の実践例の紹介や、トッピクスの紹介だけでなく、開業医が症例を持ち寄り、みんなで意見を述べ合うカンファレンス形式であるのが特徴です。

私も一例提示させて頂きましたが、林先生、田口先生をはじめ、みなさんの意見に大変刺激を受けました。

開業医というのは、自分一人でやっていると、どうしても思いこみや、治療のクセというものが出てきます。

カンファレンスに症例提示することで、自分の足りなかったものや、考え方をこうすればいのかという事が、身にしみてわかりました。

このカンファレンスでは、学会発表と違って、うまくいったという症例を出すのではなく、今現在治療に苦慮している症例を出すのより実践的な話が聴けます。

一人の医師が悩んでいるものは、他の医師もやはり悩んでる訳で、大変勉強になりました。

今日は朝から時に糖尿病の患者さんが来ると、思わず熱が入った説明をしてしまいました。

これからも頑張ります!


今日は昼間ずいぶんと暖かったですね。






平静の心
今日はサッカ−東アジア選手権で日本が中国を1−0で下し、見事に勝利しました。

完全なアウエーで、中国の大観衆の迫力の応援と、中国よりの審判の判定にも、日本選手は激昂することなく冷静に戦っていました。

日本選手が感情をうまくコントロールできたというのも勝因のひとつでしょう。

診断の達人と言われたWilliam Osler博士の哲学についてを思い出しました。

医師の能力で一番重要なものは、沈着冷静な姿勢である。

「沈着な姿勢とは、状況のいかんに関わらず、冷静さと、心の落着きを失わないことを意味する。重大な危機に直面した時に下す判断の明晰さである。何事にも動じず、感情に左右されないことである。不幸にもそのような資質を欠いた医者、優柔不断で、いつもくよくよし、それを表面に出す医師、緊急事態に狼狽し、取り乱す医師、こういう医師はたちどころに患者の信頼を失うことであろう。この沈着な姿勢を完璧なものにするためには、幅広い経験と疾患の諸症状についての詳しい知識が必要である。」と述べられています。(「平静の心・オスラ−博士講演集」日野原重明氏訳より)

つまり、平静な心を持つ、診断の達人を目指すためには、臓器の枠組みにとらわれず、幅広い疾患についての知識を獲得する必要があるわけです。

誰でも自分の知らない、経験したことのない事が起こればあわてて、騒ぎたくなります。

その気持ちをコントロールして、自分の知識と経験をフル稼働させる。

すぐに診断がつかない難しい疾患の場合、どうやって次のステップに進み、正しい診断に至るかを、日々トレーニングする必要があります。

明日の夜はNTT東日本関東病院の林先生、東芝病院の田口先生と荏原医師会の先生方との糖尿病の勉強会です。

私も例症例提示して、勉強してきます。(ミニ学会発表みたいなので、これからもう一度発表の準備をします)








胃の症状あれこれ
胃炎は大きく3つに分けられます。〜反コ愿な胃炎形態学的な胃炎(内視鏡的胃炎)5’柔胃炎(組織学的にも内視鏡的にも所見を認めない)です。

しかし、その胃炎の症状は様々で同じような症状を呈します。

多い症状は「胃のもたれ」「胃痛」「膨満感」「吐き気・ムカムカ」あたりでしょうか。

これらの症状も一つであることは少なく、むしろ複数あることの方が多いと感じます。

今までは胃のもたれ、ゲップを症状とする場合は、胃酸との関係はあまり論じられず、一般に胃の動きを良くする薬を処方されることが多かったようです。

しかし、胃のもたれは少し良くなっても、他の症状がよくならなかったり、
別の症状が出現したりと問題がありました。

やはり、胃の諸症状には胃酸過多が関係しているのでは?と健常ボランティアを対象に興味深い検討が行われました。

胃内に「酸」と「真水」を注入し被験者が自覚する症状の種類と程度を調べたのです。(三輪洋人:診断と治療、94:877−884,2006)

その結果、胃の中に酸を注入したグループで「胃もたれ」「腹部膨満感」など、いわゆる”胃の動きが悪い症状”とされていた訴えが出てきました。

このことで、「胃酸過多」が胃の症状全般に関与していたと考えられます。

今までは、たぶんそうではないか?と経験則で感じていましたが、明らかになった感じです。

つまり胃の症状があれば、まずは「胃酸の分泌をコントロールするお薬」をまず使用して、必要があれば、胃カメラなどの検査を行い、きめの細かい経過観察が大事と思います。

現在、胃酸をコントロールするお薬(H2ブロッカ−)は薬局でも売っています。しかし、漫然と市販薬を内服していると「胃がん」などの発見が遅れる可能性もあり、あくまで緊急的な服用にとどめるほうが賢明だと思います。

胃の薬といっても、さまざまな薬があります。(漢方薬でもいいお薬あります)

症状によっては、すぐに検査したほうがいい場合もあります。(急激な体重減少がある、黒色便がでる等)

何かありましたら、お気軽にご相談ください。


食事はおいしく頂きたいです。










花粉症をのりきる!
先日も少し書きましたが、今日は花粉症の治療法について説明します。

当院では、症状のタイプにより治療薬を選択しています。

鼻水、流涙、くしゃみが主な症状の場合→第二世代の抗ヒスタミン薬(眠気が少ない:クラリチン、アレグラ、ジルテック、エバステル等)の内服が有効。しかし、鼻づまりには効果があまりありません。

鼻づまりがある場合→点鼻ステロイド薬(フルナーゼ、アルデシン等)を 単独使用か上記と併用します。
 一般にステロイドと聞くと、”怖い”イメージがあるかもしれませんが
 副作用はなく、安全に使用できます。抗ヒスタミン薬、点鼻ステロイドが 効果ない場合は、ロイコトリエン拮抗薬(オノン、キプレス、シングレア)を使用します。

上記の治療が効果乏しく、花粉の飛散がピ ーク時でどうしようもない場合 →経口ステロイド剤(それでも、含有量のすくないセレスタミンを最長1週間の期限つきで)使用することもあります。

眼の症状がある場合:点眼抗ヒスタミン薬を使用。

この中でやはり、一番つらいのは鼻づまりでしょう。

花粉症の病態は鼻の”アレルギー性鼻炎”です。

鼻の粘膜が炎症をおこしているのです。


点鼻をすることで、鼻炎(焚き火)に、毎日点鼻ステロイド薬(じょーろの水)をチョロチョロかけるというイメージでしょうか。

私も花粉症ですが、現在は点鼻ステロイドのみで、鼻づまりの症状はほとんど出ません。

最近のトピックスですが、花粉症は低年齢化も進んでいます。
0〜14歳児の約20%が花粉症というデータもあります。
フルナーゼには小児用フルナーゼという規格もあります。
安心して使えますね。


今日はバレンタイン!今年も娘たちからもらえました!(^−^)




インフルエンザが小流行
本日、荏原医師会の休日診療所に出ていました。

昭和大学病院の研修医(飛田先生)の先生と一緒に拝見しました。

午前9時〜午後5時まで約40名ほど拝見しましたが、インフルエンザ(すべてA型)の方が7,8名いらっしゃいました。

ここのところで、インフルエンザの方がグっと増えている感じがします。

また、相変わらず感冒性胃腸炎のお子さんが多く、脱水症状が強く水分の摂れないお子さんは、昭和大学病院へ紹介→入院となりました。
(休日診療所は点滴ができません。)

まだまだ、寒い日が続きます。

うがいと手洗いをしっかりしましょう!


鳥インフルエンザの動向からも目が離せません。










今週の13日(日)は荏原医師会休日診療所に出動します
今週の日曜日は私が荏原医師会休日診療所に出動します。

午前9時〜午後5時まで診療しています。

事前にお電話を頂きご来院ください。

荏原医師会休日診療所 電話TEL:03-3783-2355

医師会休日診療所は医師会の先生方が、交代で日祭日に診療所に詰めています。

私も連休の中日で少しゆっくりしたいところですが、少しでも地域医療のお手伝いができればと参加しております。

この地域の医療は昭和大学病院、NTT東日本関東病院、荏原病院と大きな病院と連携して、診療所の先生方も一生懸命頑張っています。

昨今、「医師会」というと既得権を声高に叫び、圧力団体のようなイメージをもつ方も多いかもしれません。

しかし、実際の医師会の先生方は、まずは患者さんのために、良質な医療を安価で届けようと頑張っています。

今話題の冷凍ギョーザではないですが、安全と安心にはある程度の投資は必要です。

ただやみくもに医療費を削ればいい訳ではないと思います。

私の考えは「自分が受けたい医療、自分の家族に施す医療を患者さんに提供する」ということが基本です。



Windows VistaにOSを替えました。
慣れるまでちょっと大変です。




















花粉症対策、ご相談ください。
毎年来る花粉症の季節、アレルギーがある方には憂鬱な季節です。

今年は花粉の飛散が早くまたその量も多いといわれています。

しっかり、対策をとっていれば症状は最小限に抑えられます。

花粉症の治療は大きく分けて3種類あります。

薬物療法:内服剤だけでなく、点鼻薬、点眼薬を併用していく。
減感作療法:花粉症自体が治る可能性があるが、治療に数年かかる。
手術療法:鼻閉の改善のために、鼻の粘膜を切除する。

以上が簡単ですが、治療法になります。

やはり、薬物療法が主になります。

薬物療法も時期により投与方法、薬剤の種類が違います。

一般的には、2月初旬より予防投与(いわゆる抗アレルギー薬)を始めます。

簡単に説明すると、花粉が体に取り込まれる場所に、薬が先回りして穴を塞いでおくというようなイメージでしょうか。

花粉の飛散量が多くなり、症状が強くなれば、局所に点眼薬と点鼻薬を併用します。特に点鼻薬はステロイド剤の点鼻薬をつかうと効果が望めます。

さらに、どうにもツライとなれば短期間(最大7日間)、内服のステロイド剤を使用します。

これで、大体花粉症はコントロールできます。

薬の選択ですが、色々なタイプがあります(1日1回のものや、眠くならないもの)のでお話を伺ってから処方致します。

また、注射1本で花粉症のシーズンはOK!という治療法を聞きますが、どうやらステロイドの注射をしているようです。

確かにアレルギー反応を抑える効果はありますが、副作用(満月様顔貌、高血圧、、女性の場合生理が止まらないなど)が強くでることがあります。

副作用がでた場合も1シーズン続く可能性もあり、おすすめできない治療方法です。

例えていえば、小さな焚き火(花粉症)を消火するのに、消防車で思いっきり放水(注射のステロイド)します。確かに焚き火の火は消せましたが、焚き火のまわりも放水の力でめちゃくちゃになってしまいます。

焚き火を消すのは、じょうろ位でちょうど良いのです。

何事もあまり、過剰にやりすぎないのが良いと思います。

その様なアンダーグラウンドの治療せずとも、花粉症治療は十分できます。

どうぞ、一度ご相談ください。