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腫瘍マーカーの最新の知見
                          
患者さんのお持ちになる人間ドックや会社の健康診断の結果表で「腫瘍マーカー」が測定されている事があります。

以前「腫瘍マーカー」は、がん治療の効果判定の目安として使われていました。

腫瘍マーカーが下がってくれば、治療が効いているな。逆に上がってくれば、治療を変更するか。と考えていました。

いわゆる早期がんの発見のために、腫瘍マーカーを使うことはありませんでした。

しかしながら、最近は区のがん検診でもPSAを測定する「前立腺がん検診」など、腫瘍マーカーを使って早期にがんを発見する事が行われています。

調べてみると、まだ保険適応はないのですが、人間ドックなどで測定されている腫瘍マーカーはさらに詳細にがんの診断に役立つとの事です。

どのような方法かといえば、血液中の色々なアミノ酸を測定する「アミノ酸分析法」です。

がんになると増えるアミノ酸と、減るアミノ酸があり、それを組み合わせる事で、胃がん、大腸がん、肺がん、乳がんなどのがんになるリスクを知ることができます。

年齢、性別、アミノ酸解析を組み合わせることで、例えば60才の男性がこれから10年以内に66%の確率で胃がんになる可能性があるなどの情報が得られるようです。

しかし、こちらの検査は保険適応はなく、あくまで自費検査のレベルです。

従って、このアミノ酸解析検査を評価するかしないかは、検査を受けたご本人が決めることになります。

しかし、自分は〇〇がんの可能性が高いとわかったら、やはり定期的に精密検査するのが良いと思います。


さいとうファミリ−クリニック